Last moments

ボクに残された時間はもうあまり無い。
残りの時間で、一体何が出来るだろうか。


思い出なんて、
消えていくボクには関係無いのかもしれないけれど。
それでも、本当は恐い。
アナタのそばからいなくなるのが恐い。


遠くの世界へ行ってしまうボクに残された時間。


涙を隠せ。
感情を殺せ。
与えられた未来は変わらない。
奇跡なんて存在し得ないのだから。


アナタの手を握る事だけ出来れば、
それでボクは後悔しない。
凍て付いた心が溶かされて行く。


最期の詩をアナタに贈ろう。
それはボクからの無言のプレゼント<Last Message>。
季節が巡れば、またきっと春は来る。


アナタの中からボクを消して下さい。
アナタの妨げにはなりたく無いから。

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